2008年02月20日16:50

手段の目的化

営業のミーティングで数字の管理をしている場面に遭遇します。
私も、【量から質は生まれるが、質から量は生まれない】と思います。

アプローチ件数

●●件数(各社によって違う)

▲▲件数(各社によって違う)

見込み件数

決定

決定の件数や金額を上げるには、物理的には見込み件数を上げ、手段となる▲▲件数や●●件数を上げるしかありません。究極は、目的である受注に繋がる先ではなく、単純に手段である●●件数を増やすのに徒労しているケースも散見されます。


そろそろ本題に移ります。

2009の採用活動における違和感の原因が分りました。
企業だけではなく、学生の皆さんも同じように数値管理しているということです。
多くの学生は、完全に【手段の目的化】に陥っています。



大学の就職部やキャリアデザインセンターに携わる方々から、
理系で60社・文系で100社、平均80社のエントリーをせよ。という指示が出ているそうです。
要は、『アプローチ件数を増やせ!』ということでしょう。

大学が就職予備校であれば、大企業A会社○○名就職、大企業C会社○○名就職ということが大事なのかもしれませんが、教育がひとつの主軸であれば、もう少し質を重視すべきではないかと思うのです。

就職における質とは、
まず、過去の記憶を頼りに、どんな状態の時に、うきうきわくわくしたのかを考え、自分の使命を探すことだと思うのです。まず、内観して、自分の内なる声に耳を傾けるべきだと思うのです。
そして、周りの大人は、そういう若者のサポートをしてあげないといけないと思うのです。

今の状態の就職活動を大学も学生も企業も続けていると、現在言われている7・5・3現象(3年目・5年目・7年目でやめる人が多くなる)では無く、達成感も充実感も感じないが、とりあえず漠然と過ごすことになりはしないかと考えています。

【手段の目的化】
良く起こりがちですが、本当に怖い現象です。
企業も大学も学生も注意しましょう。日本の明るい未来のために・・・。

2008年2月22日

手段の目的化になっていませんか?

という話をしました。

こちらも、真剣・本音の話だったので、皆さん真剣に応えてくれました。
ありがとうございました。

印象的な言葉をメモしておきます。
・100社エントリーを実践している人。彼女が好きで、結婚したいから、関西も離れたくないし、表面情報である、給与や休みや福利厚生面を重視してしまう。

→ そのような就職が、彼女を幸せにするという考えは捨てるべき。

・本が好き、うきうきわくわくする、死ぬときも本を読んでいたい。そんな至福の時と仕事は同じだとは思ってない。

→ 本来の自分=幸せ=仕事 という軸でもいいのではないかと思いました。

・本来自分は、明るいと思うが、面接でそれを出せない。

→ エントリー・面接・内定・・・このようなプロセスは表面で便宜的なものにすぎない。エントリーシートの書き方や面接の受け答えなどあまり気にならない。

・日本では、そうするしかない。(留学生)

→ 周りがこうだから自分は・・・するという価値観を変えたほうがいい。

・人と人の架け橋になりたい。でも他でもできるでしょうといわれる。

→ そう思っているのは、自分自身。他の人から言われて耳が痛いときは、ほとんど自分がそう思っていることを言われたときである。もう一度、自己対話が必要。

・居酒屋でバイトしていて面白かった。人と接する仕事がしたい。

→ アルバイトなどでの学びもあると思いますが、責任・権限のない表面的な自由な状況での学びはあまり当てにならないと思います。本当の自分を見失います。

・昨日、行きたかった会社に落ちた。頑張ってたのに。

→ 全てに意味があります。意味を解釈するのは、自分です。大丈夫。



トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字